個人事業・フリーランスなど、独立開業には『向いている人』と『向いていない人』がいます。
どんな人が向いているのか、私なりの経験を元に、特徴を考えてみました。『独立したい』『開業したい』と思う方は、自分に当てはめて考えてみて下さい。
発想が豊かな人、変わっている人
個人で行うビジネスは、どんなものでも、“オリジナリティ”が大きな武器になります。ライバル社にはできないこと・自分にしかできないことを、どれだけ持っているかが、成功の鍵を握ると言っても良いでしょう。
“普通とは違う発想”ができる人ほど、強いオリジナリティを発揮できるため、独立開業に向いています。
専門的な技術や資格を持っている人
デザイン、プログラミング、ライティングなど、専門的な技術を持っている人は、その技術を活かしてフリーランスになることも可能です。
もちろん、こうした技術や資格は、成功を保証するものではありませんが、“独立への近道”なのは確かです。
社交的な人、付き合いが上手な人
独立開業の方法の一つとして、『必要な人材を集め、自分は社長・代表として事業をプロデュースしていく』という方向性もあります。事業の代表者として、コミュニケーション能力は欠かせません。
逆に言えば、社交性やコミュニケーション能力がある方なら、あとは人員雇用のための資金さえあれば、独立開業で成功することも夢ではなくなります。
常識を疑える人、不満のある人
『世の中のココが変だと思う』『この業界はコレがオカシイ!』など、社会への不満や“業界の弱点”を見つけられる人は、独立開業にとても向いています。
こうした不満や“業界の弱点”を解決する手段が、そのまま自分のビジネスとなり、ライバル社に対する“強み”にもなるからです。
自分の意見、考えをしっかり主張できる人
ビジネスの世界は、どうしても“弱肉強食”の側面があります。協調性や理解力も大切ですが、それだけでは、周囲に振り回されてビジネスの方針がブレてしまったり、悪質なクライアントに利用されて売上を出せなかったり…と、失敗の原因にもつながります。
『自分の主張をしっかり通し、譲れないところは譲らない』という姿勢も、独立開業を成功させる大切な素質です。
諦めの悪い人
ビジネス書籍などでは、“強い情熱を持っている人”と言われることもありますが、私の感覚では“諦めの悪さ”と言ったほうが的確だと思います。
普通の人が『もうダメだ』と思う状況でも、『ダメかもしれないけど、諦めたくない』と悪あがきをする人のほうが、結果として困難を“乗り越えてしまう”ことが多いですね。
あなたには当てはまる項目は、いくつありましたか?
一つでも当てはまる項目があれば、独立開業の資質があると思います。
足りない部分は、実践の中で身につきます。前向きな気持ちで、『独立してみよう』と考えはじめるところから、ビジネスはスタートしていますよ!