【注意!】「あやしげな団体」にフリーランサー、個人経営が狙われやすい!

フリーランサーはあやしげな団体に、声をかけられやすい

フリーランスや個人事業主には、さまざまなメリット・デメリットがありますが、一風変わった特徴を今回はご紹介したいと思います!
具体的な団体名は言及を控えさせていただきますが、いわゆるカルト宗教団体、スピリチュアル団体などです。

勝手な推測ではありますが、どうやら、「フリーランスや個人事業主は苦労している人」と見られているように思います。それで宗教団体などは、『○○を信じれば、あなたのビジネスも、もっと上手くいきますよ』といった論で接近してくるわけですね。

もっとも、今はこうしたストレートな勧誘は、ほとんどありません。

例えば、次のような手法です。

「人脈の広がるセミナーがあるんですが、○○さんも参加しませんか?」
「経営者の方の集まりが開催されるので、ぜひ出席してください!」
「ビジネスチャンスを掴む、おすすめのセミナーがありますよ!」

こんな誘いに乗ってセミナーに出席すると、実質は○○団体の勧誘セミナーだった…。こういったケースは、珍しい現象ではありません。

しかし、実は上記の誘い文句は嘘では無いので見分けがつきにくいです。

カルト宗教団体は、構成員同士の“横のつながり”が強く、また密接です。
会員になると、ほかの会員があなたの商品を積極的に買ってくれたり、広報宣伝を手伝ってくれたり、何かと便宜をはかってくれる団体も多いからです。

確かに人脈も広がりますし、ビジネスチャンスとも言えます。経営者やフリーランサーを集めたセミナーなら、「経営者の集まり」というのも嘘ではありません。

こうしたメリットを利用するために、大手の新興宗教団体にこっそり加入している個人事業者も珍しくありません。

ただし、ビジネス・メリットのためにカルト宗教に参加することは、お勧めできません

あまり知られていませんが、こうした団体は“公安当局の監視対象”になっていることも多いためです。

さらに、銀行や金融機関は、反社会的団体の構成員には、絶対に融資を行いません。もしもビジネス・チャンスを掴み、先行投資のために資金を借り入れようとしても、資金調達ができなくなります。

同じように気をつけたいのが、暴力団ですね。極左、極右活動団体なども、十分に注意したい相手です。正体を隠したまま、『おいしい話』をチラつかせて接近してくることもあります。

フリーランスや個人事業は、自己責任の世界です。
“あやしげな団体”のリスクが、ドラマや映画の中だけではないことは、知っておいて損はないと思います。

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