突然ですが、“筋トレ”はしていますか?
フリーランスのライターやプログラマー、デザイナー…その他多くのデスクワーカーの皆さん。
もしも筋トレをしていないなら、一日5分のスクワットでも構いません、すぐに習慣にすることをオススメします。
「忙しいのに、なんでそんなムダなコトしなきゃいけないの?」…と、思いますよね。
もちろん、そのお気持ちはわかります。私もフリーの一人です。
「筋トレなんかするぐらいなら、1%でも仕事を進捗させるべき!」という気持ちにもなります。
ですが、それを押してでも筋トレをするべき理由が、私たちにはあるんです。
理由1:フリーランスは身体が資本!
「もしも病気になったら、身体を壊したら、倒れてしまったら…」
そんな不安は、フリーの私たちには、避けて通れないものですよね。
中小企業、個人事業向けの保険に入っていても、「倒れている間に、仕事・受注がなくなってしまうかも…」という不安もあります。
フリーで働く私たちには、どんな職種でも、『他人にはできない、自分にしかできない仕事をしている』というプライドも、あると思います。
だからこそ、私たちは誰よりも“身体が資本”です。
心身のコンディションが収益に直結することも、多くの方が実感されていると思います。
「ビジネスの資本となる、健康的で元気な身体を作ること」
これが、筋トレをするべき根本の理由です。
理由2:筋肉量が落ちると、病気になりやすい
筋肉の量が低下すると、「病気になりやすい」リスクがあります。
たとえば、次のような疾患です。
脳卒中、心筋梗塞
筋肉量は、血流の良さと大きく関係しています。筋肉が不足すると血行が悪くなり、血管が詰まる病気=脳卒中、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
これを防ぐためには、特に下半身の筋肉を鍛えることが大切だと言われています。
糖尿病
筋肉量が低下すると、血中の糖分の消費量が少なくなります。そのため、血中の糖分を利用しきれず、糖尿病になりやすくなる…と指摘されています。
内臓脂肪症候群
内臓脂肪症候群とは、メタボリックシンドロームの呼び方で知られる、生活習慣病の一種です。
肥満や高コレステロール血症など、さまざまな病気を引き起こしますが、その一因には運動不足が指摘されています。
腰痛、椎間板ヘルニアなど
デスクワークは、意外にも「腰をやられやすい」職業だと言われているのを、ご存知でしょうか?
腹筋、背筋を使わないため、衰えてしまい、姿勢の悪化が腰のトラブルを引き起こす原因となります。
視力低下
デスクワークで視力が低下しやすいのは、画面や書類の注視だけが理由ではありません。
腹筋、背筋の衰えによる姿勢の悪化も、大きな原因となります。
姿勢の悪化により肩こりが慢性化すると、血流の悪化から視神経の機能が低下したり、眼球のピント調整機能を司る「毛様体筋」の動きが悪くなったり…といったことも考えられています。
理由3:筋肉量が落ちると、業務効率が落ちる
筋肉は、全身の基礎代謝量と密接な関係があります。
国立健康・栄養研究所によると、筋肉量1kg当たりの増加で、“少なく見積もっても”13kcal、多く計算して50kcal近い基礎代謝量が増加するとされています。
代謝が高まると血流が改善され、思考力や集中力のアップにもつながります。
一方、代謝が低いと血流も悪くなり、こうした考える力も低下すると言えます。
考える力は、デスクワークの「原動力」。フリーの私たちにとっては、まさに最大の経営リソースです。
デスクワーカーの私たちにとって、筋肉量を増やし代謝をアップすることは、業務効率の改善につながります。
今日から筋トレ、はじめよう!
デスクワーク=頭脳労働職は、「身体づくりはまったく必要ない」と考えるのが、いわば“常識”かもしれません。
ですが、医学的・科学的に考えれば、私たちにも筋肉は必要です。もちろん、筋骨隆々を目指す必要はありませんが、最低限+αの筋肉量は目指したいところ。
女性の場合も、目立たないインナーマッスルを鍛えれば、女性らしさを損なわずに筋肉量を増やすことできます。
ダイエットや健康づくりにも役立つ習慣です。
あなたも今日から、休憩時間中に筋トレを始めてみませんか?