仕事ができない人の生き残り術に賛否両論?

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年功序列と言われる日本の企業文化ですが、そろそろ「実力主義」の風潮も浸透してきました

どんな業種、どんな会社でも、実力のない人は生き残れない…。そんな世の中で、「仕事ができない人の生き残り術」が話題になっています。

「仕事ができず、技能もない俺が会社で生き残っているやり方」は、2015年1月5日にエントリーされた、はてな匿名ダイアリーの話題の記事です。投稿者は、『俺は仕事ができない。頭も悪い。』としながらも、社内で良い評価を勝ち取り、生き残り続ける手法を解説しています。

『ブラックボックス化の激しい職場に行け』

『部署は、仕事が簡単か難しいかではなく、人間関係の良いところを選べ』

『怒られるより先に怒れ。そして自分の正当性を主張しろ。』

など、一見すると常識はずれにも思えるもの。その内容に賛否両論、さまざまな反響を集めています。

ブラックボックスな職場のメリット・デメリット

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投稿者はまず、『ブラックボックス化の激しい職場』を推しています。誰がどのような仕事をしているのか、よくわからない職場です。

自分の仕事内容が把握されなければ、良くも悪くも評価される機会が減ります。
そのため、良い仕事をしているように『見せかけられる』というのが、投稿者のノウハウではないでしょうか。

このノウハウは、メリットもデメリットもあり得るでしょう。

投稿者の指摘する通り、比較されたり、ダメ出しを受ける機会は減ります。ですが言い換えれば、自分のスキルをアップさせるチャンスも減る…ということです。

スキルを磨き、キャリアアップを目指す人には、あまり向かない方法と言えそうです。

他人を利用する?そのスタンスに賛否両論

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次に挙げているのは、『人間関係の良い職場を選ぶ』です。これは納得できますね。人間関係が良いほうが、気持よく働けます。

ところが投稿者が示すのは、そうした「仲良し職場」ではありません。

「自分をかばってくれる上司や同僚が、どれだけいるか」というシビアな観点です。
例えミスをしても、自分のせいではない、上司が悪い…という空気を作れる職場なら、確かに“生存確率”はぐっと上がるでしょう。

このスタンスは、見方によっては「卑怯」とも言えそうです。自分のミスを誰かになすりつけることを、良しとしない美学もあります。

反面、そうした政治的な力学を利用できなければ生き残れない…それもまた事実のように思います。

怒りっぽい人は生き残りやすい?

『すぐ怒る』ことも、処世術の一つに挙げられています。怒らないこと、耐えることが美徳とされる日本の考え方とは、真逆のようにも思えますね。

ですが、何かトラブルがあったとき真っ先に怒ると、『怒るぐらいだから、何か正当な理由があるんだろう』と思われるそうです。

そのため、本当は自分が悪くても、『悪くない』と評価されるんですね。

この方法論は、誰にでも使えるものではないと思います。冷静に事実関係を把握できる上司がいれば、どれだけ怒っても、正当性は認められません。それどころか、『すぐ怒る、人格の難しい人材』と評価を下げるだけでしょう。

このテクニックを使うかどうかは、まさに人間関係次第と言えそうですね。

このエントリで触れられたテクニックは、ともすれば「道徳的ではない」との見方もできます。

とはいえ、綺麗事だけで生き残れない、厳しい世の中なのも確かです。

こうしたテクニックを実践に持ち込むかどうかは、あなた自身です。自分の職場や環境、性格などを考慮して、冷静に判断することが大切ですね。

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