地獄も天国も自分次第?個人事業主になりたい人のためのお話

 記事の最終更新日:   作成日:2013/8/15

インターネットを使って事業をしている人が多くなり、個人事業主として活動をする人も増えました

実はこの個人事業主、簡単になることができるのです。

個人事業主になるには、まず国税局のサイトから「個人事業の開業・廃業等届出書」というものと「所得税の青色申告承認申請書」をダウンロードし、インターネットで書き方を教えてくれるようなサイトを探しそれを参考にして書いたり、最寄の税務署へ直接行って書き方を教えてもらいながら記入し、提出します。それだけで個人事業主になれるのです。

申請の際に屋号をつけることで、その名前で口座を開けるようにもなりますし、名刺に載せても良いです。契約書などにも屋号を載せてもらえるようになります。屋号はつけてもつけなくてもどっちでも良いのですが屋号があるとなにかを便利ですね。

脱サラして個人事業主になりたいと考えてる方や、フリーランスでお仕事をしてる方、インターネットで趣味からの延長でネットショップをやりたいと考えてる方など、個人事業主になるには難しいのかな…と思ってる方が多いと思いますが全然難しいことではないので、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

サラリーマンをやめて開業独立(個人事業主)する時の5つのまとめ

お金がなくても何かできるのが今の世の中

また、やってみたいけどお金がないから無理…なんて思っていませんか?そんなことはありません。

もちろん資本金があるに越したことはありませんが、資本金があり、その中から30万円ほどのお金で株式会社として起業するのも良いでしょう。しかし、お金が全くなくても事業をすることは容易です。

運送会社や飲食店など準備や設備投資などが絶対的に必要な分野だとお金がない状態での起業は難しいと思いますが、インターネットショッピングだったり自身の得意な分野でのフリーランスでの起業などはお金をかけず行うことができます。

良いことばかり書きましたが、悪いこともあります。【失敗事例】

失敗事例【1】

はてな匿名ダイアリーに、『フリーランスという働き方を辞める事にした。』というエントリーがあります。有名なエントリーなので、フリーで仕事をしている方ならば、一度は見たことがあるかと思います。

フリーランスという働き方を辞める事にした - はてな匿名ダイアリー

このエントリーは、フリーランスとして独立した投稿者が、その働き方を辞めるに至るまでの経緯が、とても生々しく記されています。大変に貴重な資料です。

内容を簡単にまとめると

“大規模案件を受注し、案件を回す(実行する)ため、銀行から300万円ほどの資金を借り入れ。しかし、『案件が進むにつれ増えて行く修正と言う名の追加構築。来たれど来たれど金を請求できない日々』により、ついに『300万の資金は外注への支払いで底を付く』状態に。『他の細かな案件で何とか食いつなぐ』ために、『1人では到底できない量の仕事』を請けてしまい、そこから悪循環が重なって、立ち行かなくなった”

貴重な体験をシェアして下さった投稿者さまに感謝し、私たちフリーランサー、そして今からフリーランスになろうと考える方も、この事例を活かす必要があるでしょう。

この事例と同じ状況になった場合、私ならどうするか、考えてみます

まず、報酬3桁規模の大規模案件の場合、“着手金”の請求をします。フリーランスの場合、着手金の相場は、『報酬総額の半額』と言われています。具体的にはクライアントとの相談にもなりますが、『大規模案件につき、外注で人員を確保する必要があること』と、『そのための経費が必要なこと』を、具体的な金額と共に提示します。

着手金の支払いが渋られるようであれば、交渉を白紙に戻す勇気も必要でしょう。
着手金を確保できれば、銀行からの借り入れも必要なくなるか、大幅に金額を抑えられます。万が一、案件が中止したとしても、『1人では到底できない量の仕事』を請けなくて済むかもしれません。

次なるハードルは、『案件が進むにつれ増えて行く修正と言う名の追加構築』です。

わかりやすく例えると、『1日で終わる見込みの仕事を、1万円で請けたのに、修正という名目の追加業務で10日も掛かってしまう』といったような状況です。これでは、1日あたりの報酬は10分の1となり、完全に“割に合わない仕事”となりますよね。

投稿者さまの事例では、これが数百万円単位で起こったわけです。

理想を言えば、追加業務が発生した時点で…たとえそれが『修正』という名目であっても、『実質上の追加業務になるので、追加料金をお約束頂けなければ、引き続きの業務は難しい』と、しっかり伝えたほうが良いでしょう。

フリーランスといえども、“仕事のための仕事”をしているのではありません

“報酬を得て、生活をするための仕事”をしています。フリーランサーにも生活はあります。それを理解して頂ければ、良心のあるクライアントならば、追加料金の発生を断らないでしょう。

『仕事がもらえるだけ有難いのだから、報酬交渉はやめるべき』という考え方もあります。立派な精神だと思います。ですが、無理なことは無理、難しいことは難しいと、正直に伝えることも誠実さです。そして、正当な理由あっての値上げ・報酬追加の交渉は、「クライアント様もご理解頂ける」という信頼でもあります。

確かにフリーランスは、大きな失敗をするリスクもあります。ですが、決して地獄ではありません。

少なくとも、この記事をお読み頂いた方なら、『フリーランスという働き方を辞める事にした』投稿者さまと、まったく同じ失敗はなさらないと思います。先輩方の貴重な失敗経験を、しっかりと役立てていきたいですね。

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